帰国後談話 その14・・・ホテル CAVOUR

c0101985_2132093.jpg私が泊まる宿にしちゃあずいぶんと高級感漂うタイプのエントランス。
部屋数の多い大規模な4つ星ホテルなんかより、プチホテルの方が雰囲気があって高級感があったりする。
でもここは中に入れば典型的な3つ星クラスで、だけど広々してて気持ちがよい。

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部屋の窓からの眺めがまたとてもいい。すごくいい。
イタリア的な生活の空間が垣間見られる気がする。
正面の建物は扉が開け放たれた時に中が見えたが、内装を改装工事中で、作業員同士の大きな声が飛び交い時々窓から誰かが顔を出す。

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窓から下を見下ろすと、隣のオステリアかリストランテのテーブル席が見える。
ラフな感じで雰囲気としてはおいしそうだし楽しそうだ。

今回も、いわゆる「当たり」のトラットリアに出会えなかった。
昔は、おもしろいくらいにどこへ入ってもおいしいものだったが、これが地域のせいなのか時季のせい(昔は旅は秋にするものだった)なのか時代のせいなのか自分がおいしいものを食べ慣れたせいなのか体調のせいなのか、近頃はなかなか満足のいく食事にありつけない。

やっぱりトスカーナはおいしかったな・・・と思い、なんだかんだいってもやっぱりいいところは人気があるんだな・・・と思い、穴場は所詮穴場どまりか?などと考えてしまう。









ホテルの中を探検してみよう。探検・・・というより、以前来たときに泊まった94号室を探してみる。今回私が泊まったのは70号室のシングル。
あの時はファミリールームみたいな感じで、部屋数も3つだったし、ベッドもシングル二つとセミダブルがひとつで、4人でもOKという部屋だった。

テラスにもつながっていて、朝のひと時をテラスの椅子に腰かけてしゃかしゃか歯磨きしたりしてたっけ。

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広い廊下の突きあたりは広いテラスにつながっていたり、狭いベランダに金属の格子がついて通りに面していたり、階や方角によって色々だった。
方向感覚が優れているともっと空間把握ができるんだろうけど、ある廊下のある窓から顔を出すと、ホテルのある通りと並行している1本駅側の通りにあった店の看板が目の前にぶら下がっていて、このホテルが建物ごと1ブロックを占めていることに突然気がついてそのでかさにびびったりした。

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これはホテルの中庭につながる窓からの眺め。あの上の階のテラスが、以前泊まった時に部屋についていたテラスかな。

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お部屋はこぢんまり。シングルの難点は部屋が狭いこと。ひとりなら十分な広さはあるんだけど、ツインやトリプルの方がやっぱり広いから清々する。
ただし、時々ツインもなんか狭いツインに当たってしまうこともあるので、それよりはマシ。
ヨーロッパの建物は天井が高いので、それをなんとか映像で表現したいと思うのだけど、無理でした。

c0101985_20514116.jpg部屋はシングルとしては普通サイズだったけど、バスルームは広くて嬉しかった。
ガラガラッと横にスライドして開けて入るタイプのシャワールームでバスタブはなかったけど、シャワーは固定じゃなくて取り外せるタイプだったので、快適だった。
イタリアはスペインほど排水は悪くないからシャワータイムは快適。浴びてる最中に突然水になっちゃうこともなかった。

このホテル、駅からもう少し近いところにあったら言うことないのに、ちょっと遠い。徒歩15分。その分街の中心には近いけど、ボローニャの街の中心にはあまり行かない。
やっぱりどうしても観光名所の押しが弱いのだ。1週間いても街にあるものが見尽くせないフィレンツェとは大きく違う。
ボローニャは1日あれば十分だろう。街の中心というよりは、どちらかという中心からはと少し離れたところにおもしろいものがある。

だけどやっぱり、このホテルにまた泊まりたい、と思ってしまう。
広々とした空間と、放ったらかされる心地よさと、カタカタカタカタカタカタと運ばれてくる朝食のせいだ。
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by agrumi | 2007-07-03 04:20 | 回顧と逃亡の西伊


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