現地レポート11・・・世界の車窓から ~前座

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やー、記念すべきこの旅初の列車の移動だけど、iPodも持っては行ったけど、こんなバルセロナ近郊のRenfe(スペイン国鉄)じゃーねー。
私にとっちゃあ小田急線と大差ない感じ。
せめてインターシティくらいには乗らないとねえ。
今回長距離列車に乗らないけど、シッチェスに行くのに「世界の車窓から」はやめておいた。なんかもったいないから。

シッチェスにはバルセロナに来ると必ず行くけど、それはものすごく好きな美術館が二つあるから。
しかもみんなシッチェスには普通泳ぎに来るから、これらの美術館はいつもガラガラ。
どちらの美術館も絵画だけではなく家具や食器、鉄細工やガラスなど、飽きない展示品が雰囲気よく並んでいる。
その空間に身をおいているだけで気持ちがよい。そのまま住みたいくらいだ。
しかも直接海に面しているので、窓が開け放たれている部屋では向かいに輝く水平線と何艘かのヨットやボートが見え、うっとりする潮風がそよいでくる。
窓際では大理石の彫刻が太陽を浴びて美しい。

絵画もなかなかのものがそろっている。
名前を知らない画家の作品でも、惹かれるものが多い。エル・グレコが二枚あった。どう見てもエル・グレコだけど一応確認しようと思って表示に近寄ろうとしたら、側にいたお姉さんが(スペイン人だと思う)教えてくれた。「そう、エル・グレコよ。こっちがマグダラのマリア、こっちが聖パウロ。」
彼女は先に確かめていたのだ。

何度行ってもまた行きたい、行ったら帰りたくない 、そんな素敵な空間を求めて、私はまたいつか訪れるんだろうな、シッチェス。
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by agrumi | 2007-07-02 03:28 | 回顧と逃亡の西伊


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