魅惑のプーリア …1

序章

それは2004年。 私は念願のアマルフィ旅行のためにネットと本屋をあさって南イタリアについての資料を集めていた。そのとき探し当てた本の中の1冊、「南イタリアに行こう」(田島麻美/双葉社)を読みながら、ちょっと別のところに心動かされていた。

「へぇ~。プーリアってのも楽しそうでおいしそうなところだなぁ…。こいつはいつか行かないと。」

いちばん魅かれた一節は、「1km移動すれば郷土料理が違う」というところ。地方色豊かな、土地土地での特色が楽しめる地域なのだと理解した。

アマルフィから帰ってきてネットを検索すると、プーリアを愛する人が運営するサイトがいくつかあった。なるほど。既に魅了されている日本人が明らかに複数存在している。

実は1998年、プーリア地方にはちょびっと足を伸ばしたことがある。ターラントという港町に宿泊し、アルベロベッロを日帰りで訪ねた。ローマやフィレンツェがある国と同じ国の街だとは、到底思えない危険な雰囲気に圧倒されたのを覚えている。アルベロベッロは観光地なので大きな日本語の看板も多数見受けられたが、ターラントでは、貧しく荒んだ風が吹いていた。

しかし、今行くと、見えるものも感じるものも違うと思う。当時と違って今は、外から眺めるだけでなく、中を覗いてみたいという欲求がある。

さあ。

そのプーリアの旅は明日から始まる。
果たして、何が待っているのか?
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by agrumi | 2006-06-29 22:52 | 魅惑のプーリア


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