ヴェルナッツァは洒落た雰囲気の街です。メインストリートのジェラテリアでジェラートを食べ、ゆっくり歩いて行くと海に出ました。
人が多く、にぎやかでした。 入江はとても狭く、小さなリゾート地、という印象。あまり落ち着きはないかもしれませんね。でも、楽しい空気です。 しかしリオマッジョ―レのように散策する小道のようなものは海の近くには見当たらなかったので、私たちは海辺の教会で少し涼んだ後、内陸の方に戻ってみました。 そして高台に塔跡のようなものがあったので、そこまで行ってみることにしました。 道は、石が敷いてあるところもあれば土がむき出しのところもあり、歩きにくい道のりで、こっちに行けば城、みたいな看板はあるものの、本当に辿りつけるのか若干不安でした。 下の街はだんだん遠のき、空が近くなっていきます。 目指す塔についてみると、そこはBarになっていました。 愛の小道同様、私たちはまたとっても贅沢な気分で海と街を眺めながらレモネードを飲んで喉を潤しました。 帰りの列車の時刻に合わせて下に降り、5つ目の街となるマナローラに帰ったわけですが、最終目的のない、街めぐりの過程そのものを楽しむことが目的の1日は、ゆっくりと暮れていきました。
by agrumi
| 2013-06-03 12:05
| チンクエテッレに住みに行こう!
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